社長コラム

代表の伊藤が、旅行業界内で気付いた事や感じた事を赤裸々に綴っております。

催行率110%募集ツアーの背景

催行率110%募集ツアーの背景

とある旅行会社の主催する募集ツアーはなんと「催行率110%」。ツアーキャンセルがゼロ。100%でなく110%なのは、人気コースは増便するためだ。

商圏人口は6万人程度のいわゆる田舎で何をしているのか?
手法を明かす前に、基本的な方針を理解せねばならない。

①価格だけをみるお客は要らない
②お客の求めているものは「心」と「居場所」
③他社(大手メディアエージェント)と戦わない

具体的な手法は
①チラシは基本的に「手書き」構成
②チラシより大事な「ニュースレター」でお客と旅行業者の心の距離を縮める
③ニュースレターの中にも(随分先の)ツアー予定情報を撒いておく

「お客様と旅行業者」というよりも「個人と個人」という関係性を構築する。こうして少しずつファンを積み上げているのだ。

コロナ初期に(お客から進言があり)、「未来旅行券」のような、「今は行けないけど、いつか行く」ためのチケットを販売したらしい。その結果、600万円が集まった。中には50万円の札束をドンと持ってきた人もいた。これもひとえに、お客との良い関係性があるからこその事例だ。

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